生地の特徴≪繊維と糸編≫
皆様こんにちは!
八重洲地下街店の三枝です。
今年はちょうど羊(=ウール)年です!!笑
そんな今回は、“意外と知らない?繊維と糸”について、
その中でも、スーツの生地で多く使用される
<ウール>と<ポリエステル>の特性についてご紹介します!
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【①繊維とは?】
繊維は大きくは“天然繊維”と“化学繊維”に分けられます。
“天然繊維”とは文字通り自然が生み出す繊維のことで、
麻や綿(コットン)のような<植物繊維>と、
ウール(羊毛)などの<動物繊維>にさらに細かく分類されます。
一方“化学繊維”とは、
木材パルプなどの植物の繊維を薬品で溶かして繊維に再生された<再生繊維>と、
石油などを原料に化学的に作られた<合成繊維>の総称で、
ポリエステルは合成繊維に分類されます。
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【②ウールの特徴】
保温性、放湿性に優れており、冬は暖かく、夏は涼しいという特性を持っています。
生地感は柔らかくシワになりやすいですが、元に戻る性質に優れているため、
回復力が強く、長期的にスーツを使用したい方にオススメです!
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【③ポリエステルの特徴】
シワになりにくく、摩耗に非常に強い特性を持っていますので、
ビジネスマンには嬉しいですよね!
しかし、化学繊維のため通気性があまり良くなく、
夏場は暑いという欠点があります。
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スーツを探す際、
デザインや生地の色柄で選んでしまいがちですが、
次に購入されるスーツは素材性で選んでみてはいかがでしょうか?
簡単な紹介になりましたが、
是非参考にしてみて下さい!(^^)!